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特権的惑星を守れ!

By: Logan Gage
April 22, 2009

きょう4月22日は「地球の日」だ。そして何と地球はすばらしいものであるかを、もう一度あらためて考えてみるべき日である。

しかし私は、どうして人は地球を大事にしようと言うのだろうかと自問してみる。唯物論者の観点からすると、我々は招かれてここにいるのでなく、あとから勝手に入ってきた客なのだ! だからいつも不思議でしようがないのは、なぜ多くの唯物論者たちが、これほど熱心に環境保護を訴えるのかということである。しかし考えてみれば、これは驚くべきことではないのかもしれない。結局、唯物論者にしてみれば、地球が存在するすべてであり、だからその保全を考えなければならないのだろう。

しかしそのような理由は、それがいかに実用主義的であっても、私を満足させるものではない。というのは、そもそも物を大切に保護しなければならないのは何故なのか? もし唯物論者が、地球はそのもの本来の価値をもつと言うなら、その価値がどこから来るのかを問うことができ、また問うてみなければならない。更に言えば、実用主義そのものに価値があるとすれば何故なのか?

もしきょうこの日、同じような問いを発する人があったら、『特権的惑星』という本を開いてみられるがよい。なぜならそこで論じられているのはただ一つのこと、すなわち、宇宙の構造そのものと我々の惑星そのものが、目的と価値に満ち満ちているという事実なのである。

もしこの議論が確かなものだとすると、「なぜ地球を大切にしなければならないか」という問いへの本当の答えを、それは提供することになる。

(訳者注:『特権的惑星』を書いた天文学者ギエルモ・ゴンザレスは、この名著のためにアイオワ州立大学を追放された。)

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