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ニューヨーク・タイムズが一面 で、進化、地球温暖化などに関する学問の自由運動を取り上げる

John West
March 4, 2010

進化や地球温暖化、その他の科学の問題についての、教室でのバランスのとれた議論のための教師の自由を護ろうとする全国的な運動が、今日のニューヨーク・タイムズ一面 で取り上げられている。「ダーウィンの敵どもが温暖化を標的に加える」と題されたこの記事は、体制メディアから予想されるお決まりの間違いや誤った性格付けを含んでいる。しかし、それがあるなしにかかわらず、この記事は1つのことを正しく伝えている。すなわち、ドーキンズの科学的無神論にせよ、ある地球温暖化警告者たちの我々を石器時代に戻そうとする努力にせよ、さまざまなイデオロギー的計画を遂行するために科学を利用しようとする体制派科学者たちの試みに、民衆も政策立案者たちも、ますます不安を募らせていることをこの記事は明らかにしている。人々は科学の話題についていつわりのない教育を望んでおり、そこには、彼らのプロパガンダ的価値のために選ばれたいくつかのデータでなく、証拠のすべてを研究することのできる条件が含まれる。

もちろんこのタイムズ記事は、ダーウィン進化論や人為的地球温暖化のような問題に対して正当な科学的批判の余地はないと、きまり文句を例の通 りに繰り返している。800名を超す「ダーウィンに対する異論」声明に署名した学位 をもつ科学者たちや、誰でも「クライメート・ゲート」のeメールを読んだ人たちは、これにどう反応するだろう。地球温暖化の一方的な教育に懸念を示す一つの記事が、地球温暖化を警告するある科学者たちの不正行為が一気に雪崩を打って明るみに出た事実に、ひと言でも触れようとしないということは、タイムズの鈍感さをよく表わしている。タイムズのモットーである「印刷するに値するすべてのニュース」は新しい意味を帯びるようになっている――すなわち、一般 大衆には、何であれ体制派のイデオロギーのりんごを積んだ荷車をひっくり返すような「不都合な真実」は隠し通 せ。幸いなことに、タイムズや他の主要メディアは、大多数の人々が世界について知ることを守り通 す門番ではもはやなくなった。

すべての科学的証拠を示す教師の権利を支持しようとする志を持たれる方は、Academic Freedom Petition(学問の自由請願書)への署名、あるいは私たちの学問の自由法制化案の検討をお願いします。

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