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主要メディアが「ディスカヴァリー・チャンネル」脅迫犯の ダーウィン的動機を伏せる

John G. West
September 2, 2010

もし人工中絶に反対の誰かが中絶病院で人質を取って抗議したりしたら、メディアは間違いなく執拗に追いかけて、あらゆる反中絶団体や問題の犯罪者のコメントを取って、派手に報道することだろう。しかし、ダーウィニズムに刺激された男が銃をもって「ディスカヴァリー・チャンネル」の事務所で人質を取っても、記者たちは奇妙にも、この犯罪者が自分で書いた犯行動機を明るみに出すことには、興味がないようだ。

人質犯人ジェームズ・リーに関する昨日のほとんどのメディア報道は、リーの環境保護過激主義と、彼の人間への病理的な憎しみについては義務的に報道している。しかしそれらはまた、彼の見解の知的根拠としての、ダーウィンとマルサスへの歴然とした訴えについては、いかなる言及も差し控えている。

少なくとも私は、リーのダーウィン的動機への言及を、ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズ、ワシントン・ポスト、ABC,CNN,MSNBCの報道内容に見つけることはできなかった。

リーは明らかに精神障害があり、今日の大多数のダーウィニストは彼の暴力行為を弁護したりしないだろう――それはプロライフ(中絶反対)の陣営が、中絶病院に対して暴力を用いることを考えないのと同じだ。しかし全部とは言わないが、ほとんどのニュース報道において、リーのダーウィン的な犯行動機が全く触れられていないことは、注目に値する。

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